臨床検査技術科では8名の臨床検査技師で、主に検体検査と生体検査業務を行っています。
検体検査
患者さんから排出される尿、便など、人体を流れている血液・髄液、また人体を作っている細胞・臓器などから、様々な機器や手技等を用いて分析を行っています。
多項目自動血球分析装置
血液ガス分析装置
交差適合試験
尿定性自動分析装置
尿沈渣自動分析装置
細菌検査
生化学自動分析装置
血糖、ヘモグロビンA1測定器
全自動免疫測定装置
生体検査(生理機能検査)
患者さんに直接触れて、臓器の状態を物理的に捉える検査です。心電図、肺機能、脳波、動脈硬化検査(ABI)、心・腹部・頚動脈エコー等を実施しています。また、睡眠時無呼吸の簡易装置も行っております。
動脈硬化度測定
エコー検査
肺機能検査心電図検査
臨床検査を終了した検体(残余検体)の業務、教育、研究のための使用についてのお願い
当院では臨床検査を終了した検体(残余検体)を下記の業務に使用する場合があります。その場合「臨床検査を終了した既存試料(残余検体)の研究、業務、教育のための使用について-臨床検査医学会の見解―」を遵守いたします。
患者様のご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。
●対象
当院にて臨床検査を終了した検査検体(血液・尿・体腔液・組織など)
●臨床検査を終了した検体を使用して行う業務
1 分析装置、試薬等の新規導入、分析法の検討
2 臨床検査値の基準範囲(正常値)の設定、確認
3 異なった測定機器間のデータ確認、精度管理
4 学生実習
●倫理的配慮について
・検体の情報から個人を識別する情報を取り除き匿名化した状態で使用いたします。
・廃棄予定検体を使用するため、患者様の生命、健康に影響を及ぼすことはありません。
●利用承諾について
ご承諾いただけない患者様は、お手数ですが下記担当者までご連絡ください。お申し出がない場合は、ご承諾いただけたものと判断させていただきます。なお、承諾の可否が診療内容に影響することはなく、ご協力いただけない場合でも不利益が生じることはありません。
●お問い合わせ先
岩手県立遠野病院 臨床検査技術科
担当者:臨床検査技師長
電話:0198-62-2222(内線:604)